かつて建設業の「3K」といえば、「きつい」「汚い」「危険」が常識でした。
肉体労働で体力が必要であり、衛生面や安全面で問題のある現場が多いことから「きつい」「汚い」「危険」といわれてきた歴史があります。
さらに、「給料が安い」「休暇が少ない」「かっこ悪い」を加えて「6K」と呼ばれることもありました。
それから、現在では「給料が良い」「休暇が取れる」「希望が持てる」の「新3K」が、提唱されるようになっています。
建設業は、希望がもてる変化を続けています。
では、鉄筋工事の仕事をプラス思考、ポジティブに見てください。
1日中鉄筋を運んだり、組み立てをするため、腕力・体力が必要です。
初めのうちは、鉄筋の上を歩くのも難しく疲れるでしょう。それも現場の数だけ身体が慣れてきます。
なにより、筋肉がつきはじめ男らしくなります。男の魅力。
外仕事の宿命。鉄筋工事にかかわらず、外仕事の夏は日光の照りつけ、冬は寒さや雪に耐え、雨の日はカッパを着ながらの作業になります。
夏でも長袖長ズボンの作業服なので、汗だくになりながら熱中症に気を付けての作業になります。
だが、それも不思議と“今日はこれだけ仕事した証”と自然とアピールできます。
高所での作業・重量物を扱う仕事なので危険を伴う仕事です。
危険予知を意識し、常に安全を確かめながらの作業になります。危険な現場だからこそ現場が終わったあとの達成感は一入です。
だからこそ、命をかけた仕事だからこそ、仕事に誇りを持てます。